訪問鍼灸マッサージ・在宅機能訓練とは

脳梗塞後遺症で療養されている患者様に対して、有資格者(はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師)がご自宅や介護施設へ赴きはり・きゅう・あん摩マッサージ指圧・在宅機能訓練(維持期)等を行います。

それぞれの施術特徴

はり・きゅう

脳梗塞後遺症の痛みや痺れを緩和する効果が期待できます。

脳梗塞後遺症により脳が損傷することで痛みやしびれの信号を正常に認識することができなくなり、常に手や足に痛みや痺れを感じてしまうのです。

はり・きゅう治療は、【てい鍼】や【ローラー鍼】といった刺さない鍼や、温灸と呼ばれる直接皮膚を焼かないお灸を経穴(ツボ)に施術することで痛みや痺れを緩和する効果が期待できます。

あん摩・マッサージ・指圧

あん摩・マッサージ・指圧には、筋肉の緊張を和らげて筋拘縮の改善、リンパの循環を改善することで、むくみを軽減させる効果、皮膚を刺激することで機能回復を図る効果などがあります。

あん摩マッサージ指圧を行うことで脳梗塞後遺症の機能訓練に効果が期待できます。

在宅機能訓練(維持期)

急性期から回復期を経てお身体の状態が安定し、在宅生活へ復帰されても病院や介護老人保健施設などで得た身体機能が落ちないよう筋力維持・持久の維持・関節拘縮の改善・移乗訓練・歩行訓練などを図ってQOLの向上を目指します。

維持期は大きな回復は見ることはできませんが、在宅機能訓練を行うことで発症後6ヶ月経過した後も身体機能の向上に効果があることが実証されています。

  • 歩行器や杖で散歩ができるようになりたい方
  • ベッドから身体を起こして座りたい方
  • 脳梗塞後遺症の痛みや痺れでお困りの方
  • 脳梗塞後遺症で、お身体のことでストレス・不安を抱えている方
  • 脳梗塞後遺症で、お身体が不自由でも自立した生活をご希望されている方
  • 脳梗塞発症後の急性期から回復期(発症から約6ヶ月)までは、病院や介護老人保健施設でリハビリが行われますが、ご自宅で復帰されてからリハビリを継続されることが難しくなっている方

当サービスで得られる効果

  • リンパの循環を促し、下肢のむくみが消失します。
  • 関節可動域の改善を図り衣服の着脱、おむつの交換が無理なく行えます。
  • 筋力の低下を防ぎ、ベッドから起き上がり・立ち上がり・歩行を改善することができます。
  • 杖や歩行器を使用して散歩や買い物ができるようになります。
  • 利用者さまとコミュニケーションをとることで、孤独感やストレス・不安の緩和効果が期待できます。
  • 脳梗塞後遺症による言語障害がある患者様は、日常生活での会話自体が少なくなるため、お話することがリハビリとなります。

後悔しない『訪問鍼灸マッサージ/在宅機能訓練』選び:7つのポイント

当協会に関するご質問やご相談は、こちらのお問い合わせフォームよりご連絡ください。