治療風景(症例)

こちらのページには、実際に在宅ケアサービスをご利用いただいた患者様の事例をご紹介しております(患者様には事前に許可をいただいております)。

事例1.脳梗塞後遺症による右麻痺(軽度)

患者様情報

  • 年齢
    • 79歳
  • 症状
    • 脳梗塞後遺症による筋力低下や筋肉の痛み、関節可動域の制限、失語症
  • 生活リズム
    • 週1でリハビリデイサービス、週2で訪問介護サービス、週2で訪問鍼灸

施術内容

施術
ストレッチ

筋肉のこわばりや血流を良くするために、体の状態に合わせて行います。

施術
可動域訓練

硬くなっている関節を動かすことにより、生活に必要な動作が行いやすくなります。

施術
筋力トレーニング

弱っている筋力を取り戻す、また維持するために、負荷をかけながら筋肉に刺激を与えていきます。 

施術
ローラー鍼

鍼灸治療のひとつとして、刺激の少ない「刺さない鍼」を使ってツボを刺激します。患者様の状態に合わせた治療をします。

この患者様は、コロナ禍で人と会話する事が減ってしまっておりました。当サービスをご利用いただいたことで、身体の疼痛改善や運動不足解消はもちろん、週2回の訪問鍼灸での世間話も『言語リハビリになっている』と大変喜ばれています(失語症状は、人と話す事で改善される部分もあるため)。

『なんとなくしんどい…』にお困りの方へ

当治療院では脳梗塞後遺症の治療以外にも、西洋医学では治療が難しいとされる不定愁訴(明確な原因がない体の不調)の治療もおこなっております。

このような症状は自律神経が深く関わっています。

自律神経はいわば身体全体の指令本部であり、ホルモン分泌の調整などさまざまな指令を出しています。ところが、ストレスなどの影響を受けると指令が届かなくなるため、働くべき機能が働かなくなり不調が現れます。

当院でも、めまい・耳鳴り・頭痛・頻尿などで悩まれる患者様もおられ、多くの方が鍼灸治療で改善がみられています。

 鍼灸治療は、自律神経のバランスを整え弱まっている機能の働きを高めることを得意としています。身体の「なんとなくしんどい」にお困りの方は是非ご相談ください。

当協会に関するご質問やご相談は、こちらのお問い合わせフォームよりご連絡ください。